コーキングとはどんな作業?
- 2023/10/20
コーキングは、建築や建設工事において、シーリング材料を用いて建物の隙間や接合部を密封する作業のことを言います。
コーキングを行う主な目的は、防水や気密性、保護や美観などとなっています。
コーキングは、雨水や湿気を建物内への浸入を防ぎ、建物の内部を乾燥させる役割を果たすことができたり、建物の気密性が向上し、外部からの風や気温の影響を軽減します。これはエネルギー効率を向上させ、快適な室内環境を維持するのに役立ちます。
コーキングは、建物の部材や材料を保護し、劣化や腐食から守ることができ、建物の寿命が延びます。また、建物の外観を美化し、外部の外観を維持するのに役立ちます。
コーキングの作業は、作業対象の表面を清掃し、汚れ、埃、既存のコーキング材などを除去します。表面は乾燥している必要があります。
使用するコーキング材料は、シリコン、ポリウレタン、アクリル、ラテックスなどがありますが、作業の対象や条件に応じて選択されます。選択したコーキング材を専用の器具に使用して隙間や接合部に適用し、均等にコーキング材を塗布し、隙間をしっかりと埋めます。
コーキングを塗布したあとは、仕上げを行います。
コーキング作業は、窓枠、ドア枠、壁と床の接合部、排水溝、バスルームやキッチンの設備、外壁など建物の外部と内部のさまざまな部分で行われます。